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運命に恵まれず、周りから冷たい目で見られ続けてた乙女は、その悲しみの余り自分の姿を雪に変えてしまい、森の奥深くに潜み一人で寂しく暮らします。そして流す涙を雪花に変えて降らす事によって、自分の哀しみを表現します.:*・°
ある日、そこにたまたま通り掛かった王子は、今まで見たこともないようなその綺麗な雪花に見とれます。乙女はその王子 なら信用できると確信し、勇気を出して自分の姿を見せます。雪花の中で踊るその乙女のとても美しい姿に、王子は惹かれてゆきます.:*・°
愛し合う二人…
しかし雪の降る季節にしか姿を見せる事ができなかった乙女は、雪が止むとまた何もなかったかのように消えて行きます…
一年にたった数日間しか会えないはかない恋…
まるで織姫と彦星のように….:*・°
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