「あなたは優しすぎるのよ。」 キミが最初に言った別れの理由 さよならの前に確かめる 「僕のことはもう好きじゃないの？」 あの日キミは珍しく僕に 「ワタシのどこが好き？」と聞く 二時間ぐらい考えて歩く 「説明できないとこ。」と言う 待ちわびていたキミは振り返って 膨れたホッぺに怒った声で 「ねぇ？それっていい意味なの？」と。 「無邪気に怒るところも好き。」 「もうその手には乗らないわよ」と 言いつつもスキップで歩くキミに 今の僕なら何て言えた？ あの時キミは何を思った？ 「あなたにワタシは本当に必要なの？」 とキミは聞く 「キミを幸せにできるのは僕だけなんだよ。」 と逆に言う 「食器は可愛いのがいいわ」 「子供は二人ぐらいでいいわ」 半信半疑で聞いてた僕に キミは微笑みつつ気付いていた？ 「ずっと一緒だよ」なんて言葉に 今まで 傷を受けてきたキミへ 「今だけでいいから一緒にいてよ？」 死ぬまで毎日 言い続けるよ 死ぬほど一緒にいたい気持ち 死ぬまで伝わらないかな？ 僕の言葉は僕の言葉 あいつと同じなんて言わないでよ 「ごめん。やっぱ彼の事ワタシ、失えないわ。」とキミは言う そんな事は何回も聞いた いつも本気だとわかってた 「もう疲れたよ。本当はキミの事 とっくに好きなんかじゃないから。 さっさと言えよ『さよなら』って。 それで彼のところに行けよ。」 「ひどいよ。そんなの。もう知らないよ！ 『さよなら。』今までごめんね。 優しいあなた大好きだよ。」と 矛盾を言って キミは離れた キミについた初めての嘘 キミを救うためについた嘘 さよならの後に確かめる 「キミの事は今でも好きだよ」 [先頭ﾍﾟｰｼﾞを開く] [指定ﾍﾟｰｼﾞを開く] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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