<高校野球秋季神奈川大会:平塚学園8-1桐光学園>◇28日◇決勝◇保土ケ谷・神奈川新聞スタジアム

 平塚学園が、逆転で桐光学園を破り、13年ぶり2度目の優勝を決めた。準決勝の東海大相模に続き、強豪校を破り、頂点に立った。

 1回に先制を許したが、5回に内野ゴロの間に同点に追い付くと、7回1死三塁から、6番倉岡生来外野手(2年)が右前に勝ち越し適時打を放った。8回にも6点を追加し、計10安打で8点を奪った。

 投手陣は4回から2番手で登板した左腕、新倉慶輔投手(2年)が5回2安打無失点と好投。3投手の継投で逃げ切った

 八木崇文監督は「試合ごとに課題が出ましたが、それを1週間ごとに克服していった。すごくうれしいことですが、次があるので気を引き締めて、関東大会で頑張りたい」と話した。

 両校とも、来春センバツの重要参考資料となる秋季高校野球関東大会(10月25日開幕、千葉)に出場する。