高校野球練習試合(日大三3-5平塚学園、29日、バッティングパレス相石スタジアムひらつか)途中からナイターとなった練習試合で、平塚学園(神奈川)は、六回から左腕・中村翔投手(3年)が救援。3回1安打2四球1三振無失点に抑え、2点差を追った八回裏に打線が2四球に4本の安打を絡めて4点を奪って、日大三(西東京)に逆転勝ちした。
185センチ、80キロの中村は「とにかくコースをついて投げた。右打者にシュートを使えるようになったのが大きいと思う」と収穫を口にした。八木崇文監督は「少しずつ、結果が出るようになってきた」と夏への手応えを感じてきている。
1998年以来の甲子園出場を目指すナインにとって、エース右腕・伊藤要投手(3年)、右サイドの小林侑斗投手(同)と、4回無失点に抑えた木更津総合戦に続き好リリーフした中村の好投で、神奈川大会(7月9日開幕)に向け、弾みをつけた。