時代が変化する中、心と体を強化する伝統の練習を続ける高校がある。28日、平塚学園(神奈川)は「砂浜40キロ」走を行った。日刊スポーツのアマチュア野球担当記者が伝統の練習に潜入した。

平塚学園は「砂浜40キロ走」で1年を終えた。大磯町の往復4キロの砂浜を10往復。八木崇文監督(39)が「苦しさに打ち勝つ底力を身につけてほしい」と11年前に始めた。この日はDeNA来季1軍投手コーチ・三浦大輔氏の長男、澪央斗投手(2年)ら35人が参加。八木監督は「絶対完走できるよ!」と励まし続け、選手たちは40キロの砂浜を4時間前後かけて走り抜けた。