1/5ページ目 まだ薄暗い部屋の中でまどろみながら、彼は目覚めた。 金曜日、もう親が心配する歳でも無いので、学校から帰る途中に「出掛けてくる」とだけ電話で告げ、彼女の家を訪ねた。 今は彼女のベッドに横たわっている。 勿論、彼女も隣にいる。 昨日の名残か、シーツがクシャクシャになっている。 エアコンをかけっぱなしにしているからか、彼女は暑そうに上半身を布団から露出していた。 彼は肩肘をついて彼女を見つめる。 しっかりしていて美人タイプの彼女だけど、眠っている時は幼く、無防備な顔。 半開きになったぷっくりしている唇に彼はキスをした。 「可愛いよなぁ」 1人で呟き、彼女の髪を撫でる。 彼女の寝顔を見ていると、彼の分身も目覚めてきた。 「襲っちまいたくなる格好だな…」 横向きに寝ている彼女の首筋に舌を這わせる。 起きる様子は微塵もない。 舌は首筋から肩へ、肩から胸へ移動した。 彼の舌が彼女の乳首に到達する手前で彼女は目を覚ました。 「ん…」 「おはよう」 「…何してんの?」 「見て分かるだろ、愛撫だよ」 「愛撫って…。そんな朝から盛ってたら絶対昼に眠くなるんだから」 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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