お昼寝
朝っぱら/お相手はご想像にお任せします 裏
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土曜日の朝。
まだ薄暗い部屋の中でまどろみながら、彼は目覚めた。


金曜日、もう親が心配する歳でも無いので、学校から帰る途中に「出掛けてくる」とだけ電話で告げ、彼女の家を訪ねた。
今は彼女のベッドに横たわっている。

勿論、彼女も隣にいる。

昨日の名残か、シーツがクシャクシャになっている。

エアコンをかけっぱなしにしているからか、彼女は暑そうに上半身を布団から露出していた。


彼は肩肘をついて彼女を見つめる。

しっかりしていて美人タイプの彼女だけど、眠っている時は幼く、無防備な顔。

半開きになったぷっくりしている唇に彼はキスをした。

「可愛いよなぁ」

1人で呟き、彼女の髪を撫でる。


彼女の寝顔を見ていると、彼の分身も目覚めてきた。

「襲っちまいたくなる格好だな…」


横向きに寝ている彼女の首筋に舌を這わせる。

起きる様子は微塵もない。

舌は首筋から肩へ、肩から胸へ移動した。


彼の舌が彼女の乳首に到達する手前で彼女は目を覚ました。


「ん…」

「おはよう」

「…何してんの?」

「見て分かるだろ、愛撫だよ」

「愛撫って…。そんな朝から盛ってたら絶対昼に眠くなるんだから」
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