うつ病の種類

【単極型・双極型うつ病】 単極型うつ病は周期性うつ病ともいい、うつ状態のみが繰り返し起こるものです
双極型うつ病は循環型うつ病ともいい、うつ病と躁病が起こり、その繰り返しが続きます
単極型がいわゆる「うつ病」、双極型が「躁うつ病」と呼ばれています
うつ病は治療しなければ半年から1年以上症状が続きますが、治療すれば3ヶ月ほどでよくなります
治療は薬物療法では三環系抗うつ薬が主流ですが、新しくSSRIなどが登場してきています
双極型うつ病は躁状態とうつ状態が繰り返されます
双極型うつ病は単極型のうつ病と比べて慢性化しやすく、うつ状態が多く出現、30前後に発症・うつの時は過眠傾向になる・食欲も低下というより過食が見られる・再発を繰り返すなどの特徴があります
単極型と同じように自殺念慮が出現し10%前後が自殺してしまいます
治療は心理療法よりも薬物療法が主流で、うつの時はうつの、躁の時は躁のコントロールをします

【身体因性うつ病】
身体の病気でうつ病と同じような症状が出るものを[身体因性うつ病]と言います
うつ病と同時に、身体的な治療をしなければならないので、鑑別が大切です
うつ状態を起こしやすい身体的病気は、内分泌疾患(甲状腺機能低下・亢進症、糖尿病)・ウイルス感染症(インフルエンザ、肝炎)・中枢神経疾患(パーキンソン病、脳動脈硬化症、痴呆)などの他、リウマチ、がん、手術後なども起こしやすいと言われます

【マタニティーブルー】
分娩後数日後から数日間続く気分の不安定な状態で、軽いうつ状態と似ています
多くは一過性のものですが、2〜3週目に症状がはっきりしてくることがあります
楽しみや興味が失われ、疲労感が強くなったり、不眠・食欲不振などの症状が出てきます
この原因は育児に対する不安などや、妊娠・出産などによる急激な肉体的変動(ホルモンバランスなど)や社会的(望まれない出産、夫婦間の人間関係など)とされていますが、よくわかっていません
産婦20人に1人に起こるとされ、そのうちの10人の1人は重症化されると言われています

【薬物因性うつ病】
薬によって長期的に使用すると副作用としてうつ状態が起こることがあります
【反応性うつ病】
心理的負担とともにうつ病が起こることを[反応性うつ病]と言います
突然起こった身内の不幸や大災害などがその例です
感情が抑えられ無反応状態が起こったり、大声で泣いたり、取り乱したり、恐慌状態から徐々にうつ状態になっていきます
普通は半年ほどで普通に戻ります
その他の特徴としては自律神経症状が強くあらわれます
この場合、特に精神療法が大切です

【抑うつ神経症】
うつ病の症状が軽く、しかし慢性化したタイプと言えます
自殺念慮はそれほどなく、比較的若い人に多いとされています
いつ頃始まり、いつ頃終わったのかはっきりした経過をたどりません
うつ病の患者さんの40%が抑うつ神経症とも言われます
普段は気分変調障害ですが、ストレスが加わるとうつ病になります

【仮面うつ病】
身体症状が前面に出て、うつ病の症状が見えにくいのが特徴です

【引越うつ・昇進うつ病】 引越などで周りの環境が急に変わったり、昇進などで周りから期待されたりすることで起こります
要するに周辺環境の急激な変化に体と心がついていかなくなって、早くそれに合わせようと焦ることから、うつの悪循環に陥ると言うことです
五月病なども一種のうつ状態と言えます
現に春先にうつ病にかかる人が多いです
これも、周りの環境の激変によるものかもしれません

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