【見方を変える】 富士山は西からでも東からでも登れる。西の道が悪ければ東から登ればよい。東が険しければ西から登ればよい。道はいくつもある。時と場合に応じて、自在に道を変えればよいのである。一つの道に執着すればムリが出る。ムリを通すと行き詰まる。動かない山を動かそうとするからである。そんな時は、山はそのままに身軽に自分の身体を動かせば、またそこに新しい道がひらけてくる。 何事も行き詰まれば、まず自分のものの見方を変えることである。案外、人は無意識の中にも一つの見方に執して、他の見方のあることを忘れがちである。そして行き詰まったと言う。行き詰まらないまでもムリをしている。貧困はこんなところから生まれる。 我々はもっと自在でありたい。自在にものの見方を変える心の広さを持ちたい。何事も一つに執すれば言行公正を欠く。深刻な顔をする前に、ちょっと視野を変えてみるがよい。それで悪ければ、また見方を変えればよい。そのうちに、本当に正しい道がわかってくる。模索の本当の意味はここにある。そしてこれができる人は、行き詰まりはない。お互いにこの気持ちで、繁栄への道を探ってみたいものである。 03:00 コメント(1) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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