柳原鉄太郎のブログ
2014年09月11日(木)
【生と死】
人生とは、一日一日が、いわば死への旅路であると言えよう。生あるものがいつかは死に至るというのが自然の理法である限り、ものみなすべて、この旅路に変更はない。

ただ、人間だけは、これが自然の理法であることを知っていて、この旅路に対処することができる。いつ死に至るかわからないにしても、生命のある間に、これだけのことをやっておきたいなどと、いろいろ思いを巡らすのである。これは別に老人だけに限らない。青春に胸膨らます若者が、来るべき人生に備えていろいろと計画を立てるのも、これもまた、死への準備に他ならないと言える。生と死とは表裏一体。だから、生の準備は即ち死への準備である。

死を恐れるのは人間の本能である。だが、人はいつも死に直面している。生きることは尊い。そして、それだけに、今与えられている生命を最大に活かさなければならないのである。それを考えるのが、即ち、宗教が説く生と死の問題であり、生と死への準備となるのである。

お互いに、生あるものに与えられた、この厳しい宿命を直視し、これに対処する道を厳粛に、しかも今からでも、生きることの楽しみを感じながら、生と死の意味の因果関係を考えたい所存である。

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