【同じ金でも】 同じ金でも、他人からポンともらった金ならば、ついつい気軽に使ってしまって、いつのまにか雲散霧消。金が生きない。金の値打ちも光らない。 同じ金でも、汗水たらして得た金ならば、そうたやすくは使えない。使うにしても真剣である。慎重である。だから金の値打ちがそのまま光る。 金は天下のまわりもの。自分の金といっても、たまたまその時、自分が持っているというだけで、所詮は天下国家の金である。その金を値打ちもなしに使うとうことは、いわば天下国家の財宝を意義なく失ったに等しい。 金の値打ちを生かして使うということは、国家社会に対するお互い社会人の一つの大きな責任である。義務である。そのためには、金はやはり、自分の汗水たらして、自分の働きで儲けねばならぬ。自分の額に汗がにじみ出ていないような金は、もらってはならぬ。借りてはならぬ。 個人の生活然り。事業の経営然り。そして国家の運営の上にも、この心構えが大事であろう。 08:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
[編集] |