【真実を知る】 人間は、ものの見方一つで、どんなことにも堪えることができる。どんなつらいことでも辛抱できる。のみならず、嫌なことでも明るくすることができるし、辛いことでも楽しいものにすることができる。みな心持ち一つ、ものの見方一つであると思う。 そうとすれば、人生において、絶望することなど一つもないのではあるまいか。 ただ、この、ものの見方を正しく持つためには、人間は真実を知らなければならないし、また真実を教えなければならない。つまり、ものごとの実相を知らねばならないのである。 もちろん情愛は大切である。だがかわいそうとか、辛かろうとか考えて、情愛に流され真実をいわないのは、本当の情愛ではあるまい。不幸とは、実相を知らないことである。事実を知らないことである。 人間は本当は偉大なものである。真実に直面すれば、かえって大悟徹底し、落ちついた心境になるものである。だからお互いに、正しいものの見方を持つために、素直な心で、いつも真実を語り、真実を教え合いたいものである。 06:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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