【積極主義】 待ちこがれた春。春光は燦々と降り注ぎ、暖雨に誘われて、野山の草木は一せいに芽を吹き出す。ありがたい天地の恵みである。変わらぬ自然の恵みである。 その恵みを、お互いに素直に感謝を持って受け入れているかどうか。天地に心あらば、せっかくのその恵みが素直に生かされず、時にかえってその恵みを災いに転じている人間の愚かさを嘆いているかもしれない。大気を汚し、水を汚し、加熱を疎かにし、無造作に大地を削り取る。まさに心痛む所業である。 それでもなお天地は、私心なく、分け隔てなく、変わりなく、進んでその恵みを与え続ける。分別もなく感謝もなく、酬われもないけれど、それでもなお天地はその恵みを与え続ける。つまりは天地は、積極主義なればこそこの恵みなのである。生成発展なのである。 お互いに、この天地に見習いたい。天地の積極主義を身につけたい。 私心なく、甘えることなく、素直な感謝を持って、天地と共に積極主義を持って歩みたい。心を開き、国を開き、世界を開く道がそこにある。 05:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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