【花ひらく】 春ともなれば花ひらく。天地の恵みを素直に受けて、形さまざま色とりどり。小さい花は小さいなりに、大きい花は大きいなりに、可憐な彩り、絢爛たる装い。精一杯の喜びを咲き誇る。人の心にも花がある。どんな人にも心の花がある。形さまざま色とりどり。 いずれにしても、その花は自他ともにひらかせねばならない。精一杯の喜びに、力いっぱい咲き誇らねばならない。冷たい風には花は咲かない。かたくなな心には花はひらかない。暖かい風と降り注ぐ太陽が欲しい。そして、ほのぼのと通い合う人間としてのつながりが欲しい。 お互いに人間である。本来、憎しみ合うべき何者もないはず。お互い人間としての誇りと喜びのうちに、肩を叩き合い、手を握り合い、力を尽くし合って、人間としての可憐なそして絢爛たる花をひらき合いたい。 その人間が寄り添っての国家である。国家の粋は人間集団の粋。国の花もひらかせよう。国とりどりに、人間集団としての香り高い花をひらかせよう。 03:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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