【転機】 今までの考え通りで、今までのやり方通りで、それで事がすむのならよいけれど、天地は日に新たであり、人の営みもまた日に新たである。だから本当は、昨日の考えは、今日は一新されていなければならないし、今日のやり方では、明日にはもう一変していなければならない。 刻々に新しい考えを生み出し、刻々に新しいやり方で事に処していく。それが自然の理法に則した生成発展への道というものであり、そこに人間としての真の歓喜というものがある。 その歓喜が失われたとき、人の成長は止まり、社会の生成発展も止まる。止まるだけならよいけれど。止まるということはジリジリと崩壊するということである。人にとっても社会にとっても、まさに危機と言えよう。 今まで通りではいけないのである。今まで通りに安住してはいけないのである。思いを一新しなければならぬ。やり方を一変しなければならぬ。日本も世界も、今日ただいまはそういうときなのである。そういう厳しい転機に立っているのである。 危機とは転機の自覚のないことをいうのである。 08:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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