【三日の手伝い】 ”三日の手伝い”という言葉がある。 たとえ三日間の手伝いであっても、その真剣な心根があったなら、三日の期間を越え手伝いの範囲を越えて、そこから得るものは、はかり知れないものがある、というのである。 手伝いだからホドホドに、まして三日間のことだから適当に、というのがまずは人情であろう。しかし、それでは仕事に身が入らない。ともすれなげやりになり粗雑になって、手伝う方も空しければ、手伝われる方もやり切れない。仕事の喜びもなければ、働くことの感激もない。自他ともに失うこと誠に多しである。 精魂込めて三日の手伝いができる人は、どんな時のどんな小さな仕事にもうちこめる。 そのこと自体が喜びで、だからそこから生まれるものは、自他ともに誠に大きい。 手伝いだけでなく、本業すらなおざりにしがちな昨今、今一度わが心根に静かな反省を加えてみたい。三日の手伝いの真意をかみしめたい。 01:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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