【この時に幸あれ】 今日は昨日の続きではない。照る陽、吹く風に変わりはなくとも、昨日の風と今日の風は違う。すでにその味わいは変わっている。すべてが刻々に変わっているのである。同じ姿は一つとしてない。刻々に変化している。それでいいのである。それが当たり前である。自然の理である。ただ自然の理の変わりようは、それが生成発展の理に立つ。変わっていくことが、そのまま新たな発展を生み出す理法なのである。 赤子が元気な声で泣き出す。昨日までいわば無であったような存在が、今日は元気に手足をバタつかせ、大声で泣きわめいている。眼を見はるような変化のなかでの、新たな人生の誕生である。この子らの前途を何ものがさえぎることができようか。例え様々な因難があったとしても、この子らはこれを乗り越え乗り越え元気で人類の運命を歩み出す。触れても踏まれても、頭をもたげる野生のタンポポのように。それが自然の理である。人類の歴史である。 激動のこのとき、激変のこの時代、変わることを恐れてはならない。すべてが発展への理に立つのである。この時にこそ、すべてのものに幸あれ。 08:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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