【心あらば】 心あらば、心の痛むことのあまりにも多い今日この頃。お互いのこの町この国で、そしてまたお互いの身近な人々のつながりの中で、何かと事多く、何かと心痛む毎日のように思われる。不測の事故に、夢ならばさめよかしと心底願う人もあろうし、世の中と人の移り変わりを憂うままに、心はやって前後のわきまえを見失っていく人もあろう。 心あらば、ともかくも心痛む日々なのである。 いつの時代、いつの世にも、事の絶え間はなく、そして憂いの絶え間もなかった。それが世の中と人の歩みの常でもあろう。 そうするとすれば、今日ただ今に生きる我々もまた、それがいかに厳しくとも、辛かろうとも事多き姿からひとり避けて通ることは許されない。 やはりお互いに我が身を戒め、激する心を静めつつ、人間としての真の労わりと励ましをもって、素直に手をつなぎ合い、素直に心を寄せ合わなければならない。 そして心あらば。心なき無責任な業だけは、互いに戒め合いたいのである。 01:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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