【理屈】 もう理屈は言うまい。理屈のやり取りの空しさが身に染みる。本当に心から、こんこんと吹き出してくるような、そんな言葉が口から出てこないものか。 あれやこれやと頭で捏ね繰り回して、つじつまの合わないところは、手前勝手な言い分でつなぎ合わせて、それで相手にわかったかと問うてみても、そこには白々しさが残るだけである。これは人間同士の会話ではない。 少々つじつまが合わなくても良い。理屈に合わなくても良い。そんなことに捉われるよりも、人を心から愛し、敬し、そして労わり合う素直な思いのままに語り合えないものか。トツトツとした語りでも良い。 大事なことは、理屈のやり取りではない。心が通じ合うことである。そしてそこに、お互いに滲み出るような信頼感が生まれ、お互いに助け合って生きていく力が沸き起こり、人間として生きることの幸せを味わうことである。 できるはずである。相手がどうあろうと自分にはできるはずである。そう信じたい。 03:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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