【自分のもの】 自分の身体は、自分のものであって、自分のものではない。血の巡り、内臓の働き、どれ一つをとってみても、自分の意志によって動いているものはない。 つまり、大きな自然の恵みで生かされているいわば天から授かりもの。天から預かっているものである。 自分のお金、自分の仕事、自分の財産。自分のものと言えば自分のものだけれど、これもやっぱり世の中から授かったもの。世の中からの預かりものである。 どんなものでも本当は、自分のものというのは一つもないのである。自分のものがあると思っていても、それは仮にそう定めているだけのことであって、本当は何もないのである。授かったものである。預かったものである。つまり、あるということは、ないということでもある。だからこそ、どんなものでも、これを大事にしなければならない。 身体もお金もそして仕事も、いたずらに粗末に扱ってはいけないし、疎かに考えてはいけない。大事に慎重にそして有意義に、その働きを生かしたいのである。 09:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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