【自明の理】 人間は本当は一人では生きられない。これは自明の理である。そしてこの理に目が開けば、われ人と共に生きる道を考える。自分を大事にしようと思えば思うほど、他人を更に大事にし、自分を愛すると同じように、他人をも愛することに務めるのである。自分本位に走りがちなのは、人情の一面ではあるけれど、それで結局は行き詰まる。自明の理を踏み外しているからである。 国もまた同じ。今日のこの世界、国と国とのつながりは陰に陽に誠に深い。だから、本当は一国だけでは成り立たない。これもまた自明の理である。 この理に目が開けば、他国と共に栄える道を考える。これが本当の愛国心というもので、国を愛すれば愛するほど他国をも大事に思う。 自国本位の愛国心で力を頼りに他を圧するのは、もはや時代遅れの愛国心とも言うべきであろう。 お互いに、自明の理に立った真の愛国心を、自らも深く考え、他にも強く訴えたい。世界は今、それを必要としているのである。 08:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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