【この子らと】 越すに越される年の暮れではあるけれど、子供らは明るく無心に笑っている。 不安と不信の中で、誰もが落ち着きを失いつつある今日この頃ではあるけれど、子供らは仲良く手をつないで、嬉々として学校に通っている。いろんなことがあって、さまざまなことが相次いで、慌てたり青ざめたり、思わぬ不幸に未だ涙も乾かぬ人もたくさんいる中で、それでも子供らは大きな声で歌を歌っている。笑っている。 世相はいよいよ混迷しつつある。けれども、子供らの顔は底抜けに明るく清らかである。どこに不安があるか。どこに不信があるか。どこに悲愁の涙があるか。 この子らの為に、やっぱり心を強く持とう。いろんな事が相次いでも、やっぱり希望の灯りを掲げよう。勇気を奮い立たせよう。子供らの笑顔に心を洗われつつ、この子らの豊かな未来の為に、今日この一日を、この年の暮れの日々を、思い高く懸命に踏みしめてゆこう。 皆と共に。この子らと共に。 03:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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