【刻一刻】 不安、心配は人間につきものである。人生につきものである。神様ならいざ知らず、真剣に考えれば考えるほど、刻一刻に不安がつきまとう。心配がつきまとう。 これでよいのか。是と信じてやったが果たしてどうなるのか。うまくいけばいくで不安になり、躓けば躓くで心配する。あれこれと、とめどもないけれど、とめどもないところに人の世の味わいもあると言えよう。 ただここで大事なことは、その不安、心配に動揺しないことである。たじろかないことである。そして、新たな志を持って、新たな勇気を、刻一刻に生み出してゆくことである。刻一刻の不安の中で、刻一刻に勇気を生み出す。そこに人間の真の力がある。尊さがある。 この年も、まもなく暮れようとしている。この一年、お互いにいろいろな心配があった。不安もあった。動揺もしたし、たじろきもした。ともかく坦々という具合にはまいらなかったようである。しかし、年の暮れの鐘が鳴るまで、更に志を失わず刻一刻の勇気を奮い立たせたい。 09:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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