【明るい未来図】 今年もはや年の瀬を迎える。ふと振り返ると、やはり山あり谷あり、そして、かつてない困難に苛まれたものである。 世界の情勢は厳しい。日本の世情もまた然り。政治は紊乱(びんらん)しているに近く、国民第一、厚生無私が貫かれているとは言い難い。 その一方で、日本人は落ち着いたもの。災害に遭って感情を乱さず、忍ぶ力に長けている。身の丈に合ったつつましい幸福のありかも知っている。それは成熟した大人の国民だからであり、高い民度ゆえであろう。 とはいえ、耐えることにならされたお人好しであってはならないのではないか。もう少し社会の矛盾に公の怒りを示し、是は是、非は非を叫ぶこと。誰もがかくあるべしという意思を明示できれば、暮らしは必ず上向きになろう。 さて来年。どんな社会が出現するのだろう。不安をあおる風潮もある中、だからこそ今、衆知を集め、未来を語り合うべきではないだろうか。国民の総意と努力で楽園を築けるという夢に賭けてみたい。明るい未来図を描ける日本の底力を世界に示したいものである。 06:00 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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